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先物取引と現物取引の違い

2019/01/21
 
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経済学修士取得。 今は金融業界で営業として働くサラリーマンです。 リサーチ職(エコノミスト)、経済学博士取得を目指して奮闘中。

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こんばんは、サーズです。

突然ですが今日は先物取引について見ていきます。

そもそも先物取引とは、商品の受け渡しと代金の支払いが将来時点で行われる取引のこと。

現時点で商品の受け渡しと代金の支払いを行うという通常の現物取引から派生して生まれました。

現物の受け渡しが伴うというところが他の金融商品と大きく違うところですが、現在では投機的な金融商品としての一面も持っており、そのつながりが曖昧になっているので少し整理してみました。

先物取引の発展

取引所が整備されるにつれて、契約が履行されるのであれば相手は誰でもよいという形態を取るようになった。

現物の受け渡しを伴う取引を先渡し取引と呼ぶ。(定義は文脈によって異なることもある)

先物取引は、現物取引(例えば予約販売)と何が違うのかについて、区別はあいまい

現物の受け渡しを伴わない取引がある一方で、実際に現物が欲しいプレーヤーもいる。

思惑としては、投機(運用利益追求)、金融機関※・事業会社のリスクヘッジ、コストカット※、アービトラージなど。

→事業会社への貸付を行う際、複数の事業会社へ貸付を行うことで全体のリスクを相殺させることがあるがそれでも足りない部分について先物市場でヘッジを行う

※→先物取引の方が管理費用がかからず費用を抑えることが出来ることも。

様々な先物取引の形

サークル・アウト

同一人において売り買い同数の先渡し契約を履行期限まで保有し、かつ自分が渡したものが回り巡って自分で受け取ることになる場合。

実際に受け渡しを行なっても自分が渡したものを自分が受け取るだけなので受け渡しは行わない。

インターネット上の掲示板

取引所を介さない相対取引であっても、取引価格を集めたインターネット上の掲示板は取引所と変わらない機能を持つ。

これらが先物取引の相対取引の参考指標となっている場合がある。

例:プラッツウィンドウ

スワップ取引

2つの異なる物やキャッシュフローの交換取引のこと。ある商品の将来の価格と現時点において決めた一定の価格を交換する。

将来の価格を現時点で決める点で先物取引と同様のキャッシュフローが生み出されるので、先物取引と相対取引におけるスワップ取引との間で裁定取引が行われる。

まとめ

現物市場は様々なデリバティブ市場との裁定取引を通じて有機的に結びつき、一つのマーケットを形成している。

現物取引と先物取引の区別は判然とせず、その利用した結果としてもたらされる効用も似通っている。

今日は以上です。

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経済学修士取得。 今は金融業界で営業として働くサラリーマンです。 リサーチ職(エコノミスト)、経済学博士取得を目指して奮闘中。

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