経済と経済学をつなげるブログ

ノーベル経済学賞受賞!ポール・ローマーの功績とは

2018/10/10
 
この記事を書いている人 - WRITER -
経済学修士取得。 今は金融業界で営業として働くサラリーマンです。 リサーチ職(エコノミスト)、経済学博士取得を目指して奮闘中。

こんばんは、サーズです。

昨日は、ノーベル経済学賞の発表がありましたね。

私は、不勉強過ぎて、ウィリアム・ノードハウス教授の方は、知らなかったのですが、、

ポール・ローマーは、あのローマーモデルの!!という感じです。

てっきり、大学院時代に読んでいた、上級マクロ経済学も、ポール・ローマーが書いていたものと思っていましたが、

デビット・ローマー著でした。。。ローマー違い。。恥。

これ。

ローマーモデルとは

大学院で経済学を学んだ人なら誰しも学んだことがあるであろう、ローマーモデル。

それまで使われてきた経済モデルの中に、研究開発部門を組み込み、新技術が生み出されることをきちんとモデル化した人です。

ローマーモデルについては、こちらを参照!で逃げようとしましたが、ネットにいいものなかったですね、、

もし後日記事に出来たらしますが、出来ない可能性が高いです。笑

ローマーの功績

九州大学主幹教授の、馬奈木 俊介先生による、 「ノーベル経済学賞が警告する「経済成長の影」 今回の授賞に込められたメッセージとは?」では、ローマーの功績について、このように書かれています。

この論文をきっかけに、「内生的成長理論」という一大理論研究のトレンドを作った。

政策面においても、どのような政策・規制がイノベーションを促すか、制約を与えるかについて、各国の成長戦略に大きな影響を及ぼした。また、世界銀行の開発援助政策へも、環境問題や教育が重視されるようになり、現実社会への重要な貢献をしている。

アイデアって後から聞くとそのすごさがいまいちピンとこないですが、その当時は大発明だったんでしょうね。

特にノードハウス教授の研究に言えますが、新たな要素を経済に持ち込んだ(見出した)というところが共通していますね。

(当たり前っちゃ当たり前ですが。)

数学的な技術を進化させた、というよりはそういう前進の方が元気になれます(笑)

経済学って目に見えないので、進化の定義が難しいですね。

今回の2人が受賞した意義

さきほど引用した馬奈木 俊介先生による、 「ノーベル経済学賞が警告する「経済成長の影」 今回の授賞に込められたメッセージとは?」では、

今回の2人の研究成果は各国が短期的成長ばかり追う姿勢に警鐘を鳴らしていると主張しており、なるほどと思いました。

「GDPに代わる指標」「マクロ経済学の限界」はいまや世界的なトレンドと言えるわけですね。

気候変動や技術進歩に伴って社会のルールをどう変えていくべきなのか——。経済学賞創設から50年の節目を迎えた今回、スウェーデン王立科学アカデミーこうした問題意識に根ざした研究テーマに授賞したことは大きな意味がある。

特に、短期的成長重視の政策への警鐘も鳴らしていると言える。アメリカのトランプ現政権をはじめ、多くの国が短期的な経済成長を考慮した貿易制限などを進めている。翻って、経済成長は、長期的な研究開発、人材育成、気候変動対策などをもって、現代社会の重要な課題に対応する中で成し遂げられるべきだ。

ローマーモデルでは、経済成長における研究開発の重要性を説いたわけで、通貨安や貿易戦争による短期的な富国政策を今一度見直してほしいという意図があるのかもしれないですね。

日本はノーベル賞受賞者が科研費が足らないと声を大にして主張しているのだから、これを機会に見直してもらいたいですよね。

まとめ

毎年この季節になると、受賞者をガチ予想する先生方を見て、すごいなあと思います。

これまでの経済学の研究成果を知り尽くしてるからこそですよね。

日々是精進ですが、私にとっては、毎年勉強不足を痛感する季節でもあります(笑)

きちんと研究成果について学んでいきましょう。

今日は以上です。

この記事を書いている人 - WRITER -
経済学修士取得。 今は金融業界で営業として働くサラリーマンです。 リサーチ職(エコノミスト)、経済学博士取得を目指して奮闘中。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© エコノミストへの道 , 2018 All Rights Reserved.