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人口密度と幸福度の関係  都会に住むと田舎に住むより不幸になる?

2018/09/18
 
この記事を書いている人 - WRITER -
経済学修士取得。 今は金融業界で営業として働くサラリーマンです。 リサーチ職(エコノミスト)、経済学博士取得を目指して奮闘中。

こんばんは、サーズです。

今日は、夏休みで一週間、久しぶりに東京に戻ってました。

やっぱり東京は息苦しいな、とおもいました。笑

こんなことを夜中につぶやいてました。笑

人口密度が高くなると、やっぱり人は息苦しくて、不幸せになるんでしょうか?

今回は、一部にその記載がある論文をとりあげます。

Country roads, take me home… to my friends:
How intelligence, population density, and friendship affect modern happiness
Norman P. LI Satoshi KANAZAWA

調査方法

こちらの論文では、2000年から2001年にかけて、18歳から28歳のアメリカ人15,197人に向けて

個別インタビューを行っています。

・人生満足度について

「人生にどれくらい満足していますか?(How satisfied are you with your life as a whole?’)」
1 = very dissatisfied

2 = dissatisfied

3 = neither satisfied nor dissatisfied,

4 = satisfied,

5 = very satisfied (reverse coded)

の5段階評価

 

・人口密度について

国勢調査の調査ブロックをもとに計算。千キロ平方メートルに何人人がいるかで求める。

 

・IQについて

The Peabody Picture Vocabulary Testというテストを用い、そのスコアで決める。

ピーボディー絵画語彙テスト(ピーボディーかいがごいテスト、英語Peabody Picture Vocabulary Test)はアメリカ英語語彙の量を測定するのに比較的広く使われているテストで、略称はPPVTである。測定方法は、通常テスターがある言葉を発音して(例えば「Point to a deer.」など)、受験者が各ページの4つの絵の中からひとつ(4つの動物の中から鹿)を選び、テスト時間は20分位である。 [1]

※より詳しくは、論文8ページ目のSTUDY 1A Methods参照。

調査結果

Country roads, take me home… to my friends:
How intelligence, population density, and friendship affect modern happiness
Norman P. LI Satoshi KANAZAWA

figure1 Interaction effect between county population density and intelligence on life satisfactionより引用(11ページ目)

縦軸が人生満足度の平均値、横軸がIQになっています。

IQがhighでもlowでも、黒色のhigh density(人口密度が高い)場合より、灰色のlow density(人口密度が低い)方が、人生満足度が高くなっています。

また、IQのhighとlowを比べると、IQがhighの方が、黒色のhigh density(人口密度が高い)場合の人生満足度が高くなっています。

このことから、以下のことが導き出されました。

・人口密度が低い方が、幸福度(人生満足度)が高い

・IQが高い人の方が、人口密度が高くても幸福度が高くなる

(もっと詳しい分析結果は、論文9ページ、10ページを参照。)

 

・・・やっぱり!!笑

田舎の方が、皆幸せなんですね。

そして都会生活を楽しむには、知能を高めることが必要なようですね。笑

 

まとめ

またしてもアメリカの研究なので、日本人はどうかわかりませんが、

明確に人口密度と人生満足度に反比例の関係があるという結果を出している調査があって、びっくりしました。笑

東京もかなり人口密度が高いですが、新興国でも人口密度が高い都市が多いので、同じことが言えるかどうか、気になりますね。

また、知能が高い人は、人口密度が高くても幸福度が高いことが分かりました。笑

人口密度が高くて息苦しくても、そこで得られるサービスや人との交流に幸せを感じるんでしょう。

よし、私も楽しもう!笑

今日は以上です!

 

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